こんにちは りんです
春になると子ども達の入学進級と目白押しの中
日本中の学校の
PTAでは各役員や委員会決めもやってきます
私が小学校のPTA役員会の副会長をやっていた頃に
広報紙を作成する広報委員会は停止しました
どうして停止になったのか
停止してからどうなったのかを
実際の私の体験を元に書いていきます
自分の学校はこう言うやり方だけど
他の学校の事は上層役員で外部で
活動されない限り
なかなか本当の情報は入らないものです
奥様方の昼間の井戸端会議は多くは所見
所感だったりいわゆる憶測が殆どです
でもね、お母さんお父さんは暇じゃないんですよ
どのご家庭も共働きの時代です
専業主婦でいつも時間がありますと言う人は
全校でもほんのわずかな人数です
それを踏まえた上で
これから役員や委員を検討されている方
既に活動中の方(日々本当にお疲れ様です)が
少しでも今後のPTA活動が有意義に
なっていただけたらと思います
PTAとは
ウィキペディアでPTAとはこのように書かれています
日本におけるPTA(ピーティーエー、英語: Parent-Teacher Association)は、各学校で組織された保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体。児童・生徒はPTA会員ではない。皆等しく活動の支援対象でもある[1]。任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠は無く、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方である。
柔らかく言うと、子どもたちの成長を願って
先生と保護者が協力して少しでも学校生活が豊かで
快適な学習環境になるように
整えてあげる団体だと私は思います
某公立小学校の広報委員会とは
活動内容
某公立小学校広報委員会は、
主に広報紙を作る事が目的です
広報紙を通じて保護者や地域の方
近隣学校に学校活動の様子を
報告する為の媒体だと考えます
広報紙を作成するために
保護者は行事に足を運んで様子を
写真撮影をして
記事のネタ集めをします
実質現在は活動を停止しているだけで
復活も出来るよう会則も
変更しておりませんが
事実上廃止です
復活するには保護者の相当な努力が
必要とされる為
難しいと言えるでしょう。
発行回数と部数
広報紙は年に3回発行していました
・1回目:春 5月末配布 4ページ
・2回目:秋 10月末配布 8ページ
・3回目:冬 2月末配布 12ページ
発行数は発行ごとに約700部数
広報委員会の予算は年間40万円でした
PTA会費からこの金額ですよ
活動を停止した理由
委員メンバーの欠員
毎年春に新規委員の募集をかけてもこの委員会だけは殆どやる人ゼロ
先生は保護者にお声がけの電話は
苦手のようでこのやり方も廃止
電話だとたとえ先生からでも
心ない口調をされる保護者も多いですからね
特に広報委員会が他の委員と比べて
メンバーが集まらない理由
一目瞭然です
•他の委員会と比べて来校回数が多い
•良い写真が撮れない
•面倒と思える作業が多い
実際はどうなのか、となると
上記は当てはまっています
広報紙が出来上がるまでには
初稿の作成、学校と委員会
印刷会社による初校、二校、三校と
3度の訂正や修正を繰り返して
印刷、各クラス分に配布作業を終えて
子どもを経由して保護者の手元にきます
1冊あたりの作成期間は3ケ月前後
これを年に3回くり返すのです
写真には、様々な理由で掲載NGの児童もいます
誰がNGの子なのかは個人情報の観点から
先生は教えていただけません
数多く写真を撮り
掲載できない写真があっても
代替えの写真が埋め込めるくらい
色々なアングルで撮影が必要です
これが素人には難しいのです
また写真の選定や文章の訂正
記事のネタ作りや構成の打ち合わせなど
学校以外で自宅で行わなくてはならない
作業が数多くあります
追いうちをかけた「コロナ禍」
世の中にコロナが流行り学校は休校
学校行事は中止
感染症対策のため保護者の来校が不可
行事がなければ広報紙のネタもないんです
かたちだけでもいつでも作成できる
状態になったら
役員会が行うかと言う案
役員会も自分たちの活動で
いっぱいいっぱいで余力無し
しかしこれが仇となり
コロナ明けでも復活することはありませんでした
むしろ委員募集もせず活動しない決断をしました
広報紙配布を辞めてわかったこと
何も困る事はなかったと言う事
広報紙が配布されない事への
保護者からのクレームは
一切なかったと言う事
むしろ若い学年の保護者については
広報紙の存在すら知らないありさま
後に保護者へ委員会に関する
アンケートを取ったところ
有れば読む、思い出に
保管しておくと言ったご意見をいただきました
その程度のものだったのかと
頭を殴られた思いになります
これが実際の印象なのでしょう
その反面
子ども達を見守っている地域の方に
学校の様子を伝えきれないデメリットはあります
ここは子ども会や校外委員会を通じて
別の方法で学校の様子を
報告をしていく必要があるでしょう
まとめ
最近の学校のホームページには
学校の子ども達の様子は
写真付で掲載されています
なので広報紙は必要なかった
広報委員会を停止して広報紙を発行しなくても
保護者は困らなかったと言う事です
学校の歴史を見ると創立は120年以上前で
それに応じて広報紙も歴史があります
これを停止するのは
人間的にかなり覚悟は必要でした
今まで続いていた広報紙が
ここで終わってしまうのかと思うと胸が痛みます
停止とは言え、復活時期は未定でありますから
ですが現状維持は退化となります
保護者が負担を背負ってまで活動することは
どの委員会でも良いことではありません
「できる人ができる時にできる事を」
考えるPTAであれば
少しずつ
風通しの良い
そして活動しやすい
PTA活動をしていきましょう
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